私たちとファームハウス

ファビオラ&ジャンカルロ

ファビオラはミラノ出身でミラノでウンブリア出身のジャンカルロに出会いまし
た。
今から10年前、夫婦はウンブリアに引っ越し、19世紀初頭のファームハウスを改築
しようと決めました。当時その建物は、動物や農具の納屋として使われていた古い
石造りの荒れ果てた農家でした。2人が初めてその地に訪れた時、360度に広が
る広大な眺めに圧倒されました。そこからはアッシジやモンテファルコ、ペルー
ジャなどすべての町が見渡せたのです。そこにある色、香り、音、全ての要素が
ハーモニーを生み出し、壮大なパワーを感じたのです。

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自然に優しいファーム

ウンブリア州の中心にあるベヴァーニャという町にあります。

持続可能なエネルギーと心と体の健康という2つのコンセプトをもとに改築を進めました。電力消費削減のための太陽光発電や天然資源をなるべく使わないためのバイオマスシステムを取り入れています。建物の温度を保つためのボイラーにはナッツの木などを日常生活から出た廃棄物で利用可能なものを使用しています。(無駄なオリーブ伐採を防ぐため。)また排水を浄化するシステムも備え付けてあります。

かつてから使われていた古い屋根のタイルや石でできた壁を再利用し、タイル張りの床や木製のドアを作りました。古びた小さな池は今ではハスの花で覆われ金魚やカエルたちの住処になっています。夏の間は彼らが蚊を退治してくれ、心地よくお庭で過ごすことができます。

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私たちの道

Ca Ubaldi …

Ca Ubaldi:これはこの農家の本来の名前です。非常に古い建物でグレゴリオの登記簿に登録されています。この歴史あるファームハウスを私たちは「Il Giardino degli Elfi(エルフたちの庭)」と名付けました。

初めて見たときの農家は、枝や葉で覆われた小屋のようでしたが、今ではアンティークで温かみのある「素敵なファームハウス」に変身しました。

 

17世紀の初め、この農家の主はフルーツの木を植えるために周囲の沼地を耕作し始めました。今から約10年前にこの農家が完全に放棄されていることを発見しました。建物は雑草や藁に覆われており屋根は崩れ落ちていました。そこには飲み水を運ぶ配管も電線もありませんでしたが、360度に開けた息をのむほどに美しいパノラマがありました。その建物は50年間もの間放棄されえており所有者はそれを売りたかったのです。私たちはその古びた農家を買うことにしました。こうして私たちの冒険が始まりました…。長期間に及ぶ修復作業は今もなお続けています。この出来事をきっかけに私たちはミラノからウンブリアへ移り住み、人生を完全に変えました。農家の改築は簡単ではありませんでした。長年に及ぶ作業、怒りや期待、失望、、、、壁や土地の強化から始まり、水道管や電線、電話回線を通しました。また井戸や庭も修復し、スイミングプールを設置しました。こうして数年後にはファームハウスは現在の姿に変身しました。長くて難しい挑戦でしたが最終的には自分たちの夢を叶えることができました。森の妖精、エルフたちの生活がみえるような素敵な場所をつくることができました。

 

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